ボウリングバッシュの威力ってこんなものなのか？
前衛でブラギを展開した場合、どの程度火力が上昇するのか検討してみる。
まず、通常の状態で撃つBBがどの程度の威力を持つのか考える。
計算の条件としては・・・
- 攻撃側(一般的なLK)
- 防御側(MDEF装備のVIT LK)
- VIT80
- DEF34(+4 羽のベレー・えらヘルム・アイアンケイン・+4 アンフローズン シャピニハ海の叫び・+7 クラニアル ミラーシールド・ぼろマント・ガラスの靴・ロザリー×2)
この組み合わせだと、属性相性175％の効果によりBBのダメージは2436〜2772(平均2604)。
防御側が+7アンフロシルクなら属性相性100％となりダメージは1370〜1562(平均1466)まで減少。
＋4風アンフロなら属性相性25％で348〜396(平均372)と激減。
むむむ。厄介な水アンフロに対しては有効だけど、数の多いアンフロシルクに与えるダメージはこんなものか・・・
防御側がレジストポーションを使うとまた計算が変わってくるけれど、とりあえず上記の数字を基本に考えるかな。
次にBBに対してブラギを被せるのはどのくらい有効なのかを考えてみよう。
まず通常時のBB連射速度を算出。
BBは詠唱0.7秒・ディレイ無しのスキル。DEXによって詠唱時間は短縮されるので、上例のLKなら0.373秒。
(・・・この時点でブラギの有効性が怪しくなってきたけれど、続けようzzz)
ディレイは無いけれどモーションディレイの影響を受けるので、連打する時はASPDの影響を受ける。
GvGでBBを撃つLKのAGIがどの程度なのか判らないので、ここではAGIを1＋20(Job8+IA12)の21と仮定。
バーサクポーションも飲んでいるとすれば、サーベル装備時のASPDは166.16。
モーションディレイは攻撃速度の半分らしいので、(200-166.16)÷50÷2の0.3384秒。
最速で連打した場合BB一回に0.7114秒、つまり1秒間に1.4回程度連射可能となる。
これにうちの冠のブラギを被せると・・・
GvG時の冠のDEXは集中・ブレスで136程度。INTは57くらい。
練習10・ブラギ10での詠唱短縮は53.6％。ディレイ短縮は81.4％。
BBにはディレイがないので影響は詠唱短縮のみ。
このブラギによってBBの詠唱時間は0.173秒に短縮され、モーションディレイを含めて最短0.511秒程度で連打する事が可能。
これは秒間1.955回程度BBを撃ち出せる、ということ。ブラギ無しの場合と比較すると1.39倍ほど火力が増える事になります。
秒間平均ダメージ量で比較するなら、
| ブラギ無 | ブラギ有 | |
| 水アンフロ | 3660.4 | 5091.2 |
| アンフロシルク | 2060.7 | 2866.2 |
| 風アンフロ | 522.9 | 727.3 |
厄介な水アンフロLKに5k/s以上のダメージ！ 凄いぞブラギBB！！
・・・まぁ、計算上ではこんな数字が出ますけれど。
サーバの重さによって実際の連射速度は変わるので、BBの連射速度に対するブラギの影響はほとんどないかもしれません。
更に、BBは幅の狭く距離も短い範囲攻撃(幅3×長さ5)であり持続時間も一瞬しかないので、火力の維持にはトンでもない量のSPを消耗します。
Lv99LKでもINT1では素のSP量はたった432。BBを連打すると20回程しか撃てません。ブラギで加速してやるとSP枯渇を早めるだけになるかもzzz
って事で結論。
BBの為に前衛で常時ブラギを展開するのは無意味！ しつこい敵へのBB密度を高める為にブラギなら場合によっては可。
ブラギは詠唱時間の長いスキル・詠唱中断されるスキル・ディレイのあるスキルじゃないと相性が悪いですね(TT)
(＜当たり前だ！)
