重いということ

ポタで移動した後移動しようとしてもすぐに動けない時がある。
時にはブラギを使用しても演奏のエフェクトが出なかったり欠けていたりする事もある。
これらは俗に「サーバが重い」状態と呼ばれており、GvGの進行において重大な障害となることが多い。
では、この状態は実際にどのような影響を与えるのか考えてみる。


「重い」状態を引き起こす原因は

  1. サーバの過負荷
    1. クライアントからの要求や内部処理の負荷が増大し、サーバの処理能力の限界に近づく
    2. サーバ側の反応速度が遅くなり、クライアント側のバッファに要求が蓄積されていく
    3. クライアントはバッファの情報を破棄しないのでサーバ側から応答があり次第順次要求を送信する
    4. ただしクライアント側にも送信バッファがあり、これがあふれた時点でサーバとの接続が解除される
    5. 結果意図せぬタイミングで要求が受け入れられて移動に支障が出たり白ポが出なかったり同期落ちしたりする
  2. クライアントの過負荷
    1. クライアント側のPCの処理能力(CPU・グラフィックボード他)が低く、サーバから渡されたデータの処理に時間がかかる
    2. 処理に追われて入力装置からの指示を受け損なう。またサーバからの応答が受信バッファからあふれて処理できない
    3. 操作が受け取られていない為スキルを使用しなかったり移動しなかったり位置ズレが起こっていたりする
  3. オブジェクト制限
    1. サーバ内でオブジェクト(スキルなどで発生する)が大量に発生する
    2. 処理するオブジェクトの総量には上限が設けられており、それを超えた場合オブジェクトが発生しない
    3. よって演奏スキルを使用しても演奏が全くでなかったりSWやニュマが発生しなくなったりする

の3つと私は推測する。
実はサーバの過負荷とオブジェクト制限は別物である。
ロキ等を演奏してみればわかることだが、サーバの応答が早くてもオブジェクトが出ないことは良くある。
ただ、応答が遅いときには演奏が欠けることが多いので、サーバの過負荷→オブジェクト制限の関連性はあるだろう。
(原因が上記のとおりならば至極当たり前の話である)