おやおや

先月発覚した「元職員による弊社への不正アクセス問題」の対応が予定されているらしい。
これによると、高額で換金される収集品のDROP率を下げ過剰精錬などで消耗されるs装備のDROPを引き上げる、との事。
つまりDROP率の変更が行われるようである。
同時に人形達(&その所持者のキャラ)からzenyを巻き上げるらしいが・・・
ここで気にかかる点がいくつかある。
まず冤罪による処置の恐れ。
過去に冤罪BANなど多数行ってきたGung-Hoにどの程度適切な対処ができるか疑問。
単純に高額のzenyを持つキャラの所持金を問答無用に引き落としたりしないだろうな(笑)
まぁ、私個人が所持しているzenyは小額(全財産1M以下です!)ですがG資産を管理している商人の所持金は少なくは無いの(といってもたかが知れてますけど)で、もしも冤罪で処置されるとGの経理に大ダメージを受けてしまいます。
是非慎重に対応して欲しいものです。
次に気になるのはDROP率変更によるバランスの崩れ。
MMORPGの寿命はゲーム内の資産(zenyの他装備なども含む)によって左右されていると私は考えています。
高額で扱われる過剰精錬装備が多数出回り入手が容易になれば、装備を収集するユーザーなどは満足してしまいモチベーションが保てなくなっていくのでは?
まぁ、過剰精錬という行為はzenyの消費には向いている(ギャンブル性が強くて損益が掴みにくい)と思われるので目の付け所は悪くはないかと。
ただ、これに伴いエルやオリの高騰がありえるので相場の動向に注意が必要だろう。
また、精錬自体で消費されるzenyは精錬手数料のみ(武器Lv次第ではブラゴンなどもか)であり、大してzeny回収の手助けにはならない。
(zenyの流通の活発化という意味では効果は期待できる)
高額な収集品の中にはクエスト進行に必要なものやアイテム作成に必要なものもあり相場への影響が心配される。
更に消費系アイテムの販売も気になるところ。
どうもお餅やレモン等のSP回復剤の販売も検討されているらしいではないか。
これが行き過ぎるとイグ実やイグ種のNPC販売なんて暴挙に達しそうで非常に心配。
SP回復剤の販売は一時的にサーバ内の資産を減らす効果があるかもしれないが、これを使用することで得られるMOB回転速度の上昇は最終的に総資産を大幅に増やすことにつながると私は予想する。
ここら辺はDROP率の調整との兼ね合いがあるのでバランスのとり方が難しいと思う。
(私は単に手元にあるイグ実やイグ種が値下がりするのが心配なだけですがzzz)
最後にこの処置が何時まで続くか、ということ。
この処置はGung-Hoが不祥事の傷跡の影響が十分解消されたと判断しない限り続けることが可能。
極端な話、いつでもやめれるし何時までも続けられるのですよ。
特に今回の処置は強烈なデフレを引き起こす可能性を秘めています。
収集品の販売で資金が調達できないということは、zenyを増やす手段がユーザー間の取引だけになるということ。
zenyを所持しているユーザーがzenyを出し渋れば市場を流通するzenyは消耗アイテムの購入などによりたちまち消費されてしまいます。
(ME使いにとっては青ジェムの消費が非常に気になります)
流通するzenyが無くなればアイテムだけが出回って買える人がいない状態、売るためには値段を下げなければならない→ユーザー間でやり取りされるzenyが更に減少、とデフレまっしぐら。
こんな状態が長期間続けばどれだけ相場のバランスが保てるか判りません。(通常時ですらThorの経済基盤は貧弱だと思うし)
更に黒いことを考えれば販売する収集品のDROP率のみ調整して他はそのまま、なんてことも考えられます。
別にDROP率は公的に発表されるものではないし、0.5%のDROP率が1%になろうが0.5%のままだろうが調査しなければ判り難いし。


正直、こんな調整をするくらいならば現状維持してもらうほうが被害が少ないとか思ってしまうのは被害妄想過剰でしょうかzzz