TcpAckFrequencyを弄る?
「TcpAckFrequency」を「1」にすると操作のレスポンスが上がるらしい。(通常は「2」か未設定(デフォルトの2))
このレジストリキーが意味するところは・・・サーバから送られて来るパケットに対し、いくつ受信するまでACKを返すのを我慢するか、というもの。
わかりやすい例として、演奏キャンセルの武器持ち替えをあげてみると・・・
これが「2」の場合
- (クライアント)武器を短剣に持ちかえますよ〜
- (サーバー)短剣への持ち替えを許可します。返答どうぞ
- (操作)0.2秒以内に楽器に持ち替え
- (クライアント)(サーバからの返答には答えずに)楽器に持ち替えますよ〜
- (サーバー)短剣に持ち替えた返答がないので楽器への持ち替えは許可できません。返答どうぞ
- (クライアント)武器の短剣持ち替え許可確認&楽器持ち替え拒否確認しました〜
ってことで、短剣への持ち替えだけが許可されて楽器への持ち替えができません。
これを「1(溜め込まない)」にすると・・・
- (クライアント)武器を短剣に持ちかえますよ〜
- (サーバー)短剣への持ち替えを許可します。返答どうぞ
- (クライアント)(即座に)武器の短剣持ち替え許可確認〜
- (操作)0.2秒以内に楽器に持ち替え
- (クライアント)楽器に持ち替えますよ〜
- (サーバー)楽器への持ち替えを許可します。返答どうぞ
- (クライアント)(即座に)楽器持ち替え許可確認しました〜
ってことで、今度は短剣装備して演奏キャンセルした後すぐに楽器を装備できました。
溜め込むパケットの返答が「SGのノックバック位置」だったりすればMOBの位置ずれとして、「BossへのぬくもりHit」だったりすると攻撃の無効化(missのでない空振り)になったりします。
いつからか持ち替えキャンセル後の楽器装備にミスするようになったと思っていたのですが、おそらくサーバー側のチェックが厳しくなったんでしょうね。
(「2」の時の5.をちゃんとチェックするようになったんじゃないかな?<すごい速度でスキルのパケットを送ってくるようなツール対策かの)
この設定はNIC全般のものなので、もしかしたらWeb巡回やストリーミング動画などを見るときに不都合な点があるかもしれませんが、現状に不満があるなら変更してもいいような気はしますね。
追記:
生体3Fの移動にテレポが使えなくなるかも・・・
と思ったら、どうやらテレポによるダメージキャンセルは健在っぽい。使用感はまた後日〜