GvGで使われるテクニック
GvGでは普段狩りでは使わないようなスキルの使い方が見られます。どんなものがあるのか、今回は軽く取り上げて見ましょう。
ロキの叫び
現在のWP防衛でよく使用されるバード・ダンサーの合奏スキル。
WP出現地点を効果範囲に含める事で攻撃側のスキル使用を防ぎつつ防衛側が一方的に攻撃を加える。
攻撃側は、ロキ雷鳥への一斉攻撃・ロキを抜けてのADS・ロキの出ていない瞬間に阿修羅・ロキ不発もしくはロキ範囲外からのLP等で無効化を狙う。
防衛側は、ロキ雷鳥への献身・SW・交代要員の準備で対応する。
ディボーション
通称「献身」。このスキルを持つクルセイダーを献身クルセ等と称する。
Wizの詠唱妨害の予防やロキ雷鳥の保護などに使用される。
一時期、WPを越えても(対象がダメージを受ける前に献身クルセとの射線が通れば)献身状態を維持できたが、現在出来るかどうかは不明(恐らく出来ない)。
DEX150の無詠唱により敵陣防衛裏などでEMCの詠唱妨害を献身で防ぐ、という献身クルセも存在するらしい。
ゴスペル
パラディンの地面設置型スキル。
能力を大きく引き上げるステータスALL＋20の効果により無詠唱のユニット(Wiz・セージ・モンク等)を比較的容易に作り出す事が可能。
その他、SP増加によって阿修羅威力向上・HP増加でLKの阿修羅耐性強化やパラディンのサクリファイス威力増加など応用範囲は幅広い。
一定時間毎に複数の効果がランダムで顕れるの為、確実性にやや欠ける。
セージのランドプロテクター上では効果が無い。効果範囲は同PTメンバーのみ。
不死身のジークフリード
バード・ダンサーの合奏スキル。
その範囲内では全ての属性攻撃を最大80％カット・全ての状態異常に最大50％の耐性を与える。
各種耐性装備・アイテム・スキルで属性耐性が100％を越えるとダメージを受けなくなる。
これによりSGでの凍結・MSでのスタン・Lovでの暗闇の状態異常を防ぐ事が可能。
また、ヴァルキリーアーマーにより、装備者が剣士系・盗賊系・商人系ならスタンに完全耐性、弓手系・マジシャン系・アコライト系なら沈黙に完全耐性を得られる。
防衛ではWiz付近に展開して無詠唱SGなどの対策に、攻撃ではWP越えで展開してロキ付近で受けるダメージの大幅軽減を狙う。
WP越えスキル
WPで移動する瞬間にスキルを使用することでWPを越えた地点でスキルを発動させるテクニック。
主にWP先のロキの影響を無視してスキルを使用するのに使う(主にスクリームや寒いジョーク)。
条件やタイミングはシビアだがターゲット指定のスキルでも使用可能。
(これによりWP越え献身なども利用可能だが、成功率が低すぎて戦術に組み込むのはほぼ無理)
サーバによっては忌避される事もある(以前THORではWP越えスクリームの使用が自粛された時期があった)
マインドブレイカー
プロフェッサーのスキル。
Lv5だと対象の減算MDEFを60％減少させつつtMATKを100％増加させる効果はWizのSGなどを凶悪な性能に変える。
持続時間は30秒と短く、これを受けた対象は詠唱妨害される。
相手に攻撃が可能な状態でなければスキル対象にする事ができない為、これを使用する教授は砦外からGを追放される定めを持つ。
Gチャなどが聞こえない状態になるのでフォローが大事。
同じ考え方で追放された騎士のプロボック(ATK＋32％・減算DEF−60％)によるEDPSBの強化などもありうるのか？
(オーバートラストのようにスキル倍率に加算だと泣けますけどね・・・＜可能性大。Pvで検証してみるか)
非城主状態での旗復帰
所属Gが城主の時に旗をクリックしておくと落城して城主ではなくなっても旗復帰地点への移動が可能となる、という仕様。
砦によっては落城後数秒でERへ到達する事が可能となる。
同盟指定されていない2つのGで交互にこれを繰り返すと、利用できない他のGはエンペリウムに触れることさえ困難。
これはチート行為に近いものがある為、多くのGはその使用を自粛している。
非同盟回し
上で少し触れたが、共闘状態だが同盟指定されていない2つのGで交互にエンペリウムを割る戦術のことを指す。
防衛ラインが敵を支えきれなくなった時エンペリウムを割って敵を追い出す、という点では遅延防衛(エンペリウムを割らずに防衛)と一緒の考え。
これをテコン系マスターのノピティギでの移動や非城主状態での旗復帰を利用し、速いテンポで繰り返す点が遅延防衛と異なる。
格闘ゲームのハメ技に近いものがある為、やはり多くのGはその使用を自粛している。
