GvGでのクラウンの役割

アクセスログを眺めたら、「GvGでのプリの役割」なんて所を見てくれていた人がいたようなので、今回は動かす事の多いクラウンについて考えて見ましょう。
・・・まぁ、落ちはわかっていても言わないで!(TT)
私のクラウンの使えるアクティブスキルは全部で・・・16個。あれ?こんなに少ないの?
良く使うものから取り上げてみますか。

ブラギの詩

バードの代名詞とも言えるこのスキル。
効果は詠唱時間とディレイの短縮。単純で素朴なものですが、その効果は絶大! これを習得していない鳥はまずいないでしょう。
一般的な鳥で詠唱50%・ディレイ80%カット、ブラギに特化した鳥ならばその短縮率は詠唱55%・ディレイ95%にも達します。
(ゴスペルなどによりディレイカット100%(どんなディレイ時間も0になる)も可能です)
使う場面はいろいろ。
防衛や封鎖中のWiz地帯・突入時の前衛やダンサーのいる付近・突入後のダンサーやWizの付近・EMC直後・宿で待機中のプリ付近・サンクやIAを掛けるポタ子さん付近、等など。
とにかくスキルを使っている人がいればブラギを出して損はありません。
注意すべきは、敵味方構わず効果が現れる事と演奏・踊りの独特な20秒ルール。
ブラギの効果は範囲にいる全てのキャラに適用されます。味方が使う分には便利なのですが、敵に使われると酷い目に遭う可能性があります。
基本的には敵に乗られそうになったら演奏を停止しましょう(敵に乗られそうになっても演奏を維持し続けた方が良い場面もありますが)。
止めても(演奏のエフェクトに触れていなくなってから)20秒は演奏の効果は持続します。
ただ、効果を発揮している20秒という数字は再度演奏に乗ってもらっても更新されない、という少々癖の強い性質を持っています。
あまり突っ込んで書くといくら書いても足りなくなるので、ここら辺は慣れて覚えるのが速いかと(百聞は一見にしかず)。

  • ブラギ使用上の注意
    • とりあえず出しとけ
    • 敵に乗られそうなら止める
    • のんびり出来ない場面では一瞬展開して必要な人に配れたら止めて別の行動を

寒いジョーク

ダメージを与えず状態異常「凍結」を視界の全てのキャラに振りまくMAP範囲状態異常攻撃です。
・・・こう書くと凄そうですが、アンフロ鎧・ドル鎧の普及により現在その効果はほとんど期待できません。
(脱衣ローグさんやメルトダウン、メイルブレイカー等があれば凍ってくれる人も出てくるかな〜、という程度)
今使える場面はゴス鎧装備の相手への牽制くらい。でも、これが結構重要だったりします。
ジョークは敵に掛かったLAを消さずに凍結状態にできる唯一の方法だったりします(大抵凍る前に他の攻撃でLAは消えてますけど)。
また、SGやFD・SCなどが効かない黄金蟲c刺し盾を装備した敵を凍結させる事の出来る現実的な手段でもあります。
(ゴス鎧とドル鎧を着替える金盾デビ肩馬頭なLKとかは、これで凍結してくれるのを期待するしかない(笑))
ジョークの持つ独特の性質としては、使用してから3秒後に凍結の判定が行われる、というものがあります。
つまり、必要に迫られてからジョークをしだしても遅いので、3秒先を読んでスキルを使い出さなければなりません。
(ただ、凍結率はLv5でも40%なので、先読みしても効果が確実に得られ無い為、使用開始のタイミングはそこまでシビアなものではない)
欠点は長いディレイとチャットログ流し。それとEMCサバキャンです。
ディレイは他のブラギを使うなり、魂貰ってセルフブラギで短縮可能。チャットのログは/nmで消す事ができます。
問題はEMCサバキャン。ジョーク連打中にEMCで移動すると100%の確率でサバキャンします。
対策はEMC前にはジョークを止める事。これはEMCがくることを知らなければ出来ないので、EMCの前に声をかけてもらうことが必要でしょう。

  • 寒いジョーク使用上の注意
    • 基本的な役割はアンフロ未装着者への牽制
    • ディレイが長いのでブラギを踏む事
    • EMC前にはジョークを止める

ロキの叫び

GvGにおいてブラギと並んで重要視されるスキルであるロキ。
合奏の範囲にいるキャラは発動者を除き敵味方の区別無く一切のスキルを使用できなくなる、という恐ろしい仕様のスキルです。
(発動者は魂を掛けられない限りスキルの影響を受けないので、クラウン・ジプシーのスキル「私を縛らないで」によりミュージカルストライクやアローバルカン、運命のタロットカード等のスキルが使用できるようになる)
使う場面はERのWPでのロキ防衛時。これ以外の場面ではほとんど使用されません。
(防衛側の遊撃がER前マップで無詠唱SGや阿修羅をしてくる場合、ER前WP付近で展開される事が稀にあります)
ロキについても色々書いたらきりがないので・・・まとめだけ。
とにかく相手に有利な状況で演奏中断しないことが重要なので、凍結しない装備やスタンしないステータスが必要。
また、ある程度のHPがないと演奏が中断する可能性がある(一撃でMHPの1/4が削られると中断する)ので、それなりのHPが必要。
更に常時演奏をしなければならないのでSP回復の手段を確保。最前線に立つのでHP回復手段も必要。
真っ先に殴られるので反応できる集中力と長時間それを維持する忍耐力も必要。
・・・まぁ、これ等がしっかり出来さえすればロキ役をこなせるという訳で・・・実際にやっていると疲れる割にはあまり面白くありませんzzz

  • ロキの叫び使用上の注意
    • ロキ役はアンフロ鎧必須。ドル鎧との併用が出来ると尚良し。
    • ロキ役のHPは8kを越えている事が望ましい。
    • HP回復剤を山ほどとSP回復剤を適量所持していく。
    • 楽器を壊されないようゴーレムcを刺しておくかコートを貰っておく。
    • 出来れば献身やSWで保護してもらうとロキが長持ちする。
    • HPとSPの管理に注意。特にSPは残量を把握しておく事。
    • EMCされそうなら、移動までには演奏を中断する事。
    • 縛らないでで動けるようになっても移動はしないほうが良い。

私を縛らないで

ネーミングセンスの悪さはさておき・・・
寒いジョークやロキの叫びと異なり、クラウンになって初めて使用可能になるスキル「私を縛らないで」。
合奏中に使用すれば、合奏を維持しつつ演奏以外のほぼ全てのスキルが使用可能、かつ移動可能に。
良く誤解されていますが、合奏の発動側だけでなく協奏側でも使用できたりします*1
使う場面は色々考えられますが、GvGで使用される合奏はロキ(+ジーク?)位しかないのであまり日の目を見ることが無い、不遇のスキルでもあります。
(子守歌とか太鼓とか混沌も面白いと思うんだけど・・・スキルポイントが足りませんから!(TT))
追加で使うスキルとしては・・・

  • サイト・・・ロキだとWP出現地点付近を容易に照らせるので、WP越えハイド(&トンネルドライブ)の発見が容易になります。
  • ハイディング・・・ロキで集中攻撃を受けそうな場面でハイドで身を隠す、なんて使い方も。もう一方が出現地点から離れていれば更に効果的。
  • 寒いジョーク・・・合奏しつつジョーク出来るのはクラウンだけ! 魔法を抜ける金盾ユニットへの牽制にもなりますね。
  • 運命のタロットカード・・・これは後述。
  • ArV・・・これも後述。

注意すべき点は3つ。

  • 移動は出来るだけしない・・・敵クリックで演奏範囲外に出たりしたら罰金ものですzzz
  • 使用するスキルのディレイに注意する・・・寒いジョークを使った直後に合奏が途切れると再演奏までかなり時間がかかります(TT)
  • 足元ガンバンテインで合奏解除・・・縛らないでを使用している時のみ発動者のいる範囲の合奏エフェクトを消されると合奏全体が解除されてしまいます
  • ハイドは特に注意して使用を・・・ハイド状態では当然スキルが使用できないので合奏が終わりそうならばは井戸を解除しましょう。

っと、ここまで。

*1:合奏のロキの叫びだとロキの効果が協奏側に適用されてスキル使用不可になってしまう。これが誤解の主な原因かと