派遣について

我らがマスターのぶりさんが派遣について書かれているので便乗してみようかと。
Gv考察 : ぶり日記。
同じような事を書いてもアレなので、コチラでは何故派遣ゲームが流行っているのか、について考えてみよう。


他サーバはどうか知りませんが、Thorで「派遣を出す」といえばどこかの遅延防衛で確保しつつ小規模同盟が守っているやレース会場と化しているを攻める事である。
(確保で遅延防衛ということは既に常識と言えるレベルであり、わざわざ言葉で表す事すら必要ないほどに普及しているが、まぁ一応zzz)
その目的は当然2(以上)の取得。そこには1つを確実に保持しつつ、あわよくばもう一つを得て収入を増やそう、との魂胆がある。


さて。派遣を出すには、前提としてどこかのを確保している必要があるわけだ。
現在派遣を出している(かもしれない)勢力は、

大規模から小規模までの勢力でを取得している(事が多い)勢力はあわせて18。
の数が全部で20なのだから、2つ程度はレース会場となる余裕がある。
だが、ここ数週のデータ(お盆を含むので微妙だがzzz)では2〜4の同盟ダブル獲得を成している。またその時にはを取りこぼした小規模同盟もいる。
この事から、実際にはレースだけでなく小規模同盟が確保を目指しているも大規模同盟からの派遣先として狙われていると考えても良いだろう。
しかし、それを考えても残りの15近い(最低でも派遣を出す同盟がいる7〜8程度?の)が敵が攻めてこないいわゆる「暇防衛」状態。
何故このような状態が続いているのでしょう?


まず考えられるのは、各勢力が(意識的にも無意識的にも)ゲーム理論で言うところのTFT(おうむがえし)戦略を取っている、という理由。
まぁ、ぶっちゃければ「こちらが相手の確保先を攻めない(協調)ならば相手もこちらの確保先を攻撃はしてこない(協調)だろう」という雰囲気が中堅以上の勢力には漂っているのでしょう。
(この状況を打破すべく、かつての斬首同盟は「裏切り」の札を切り続けてきたが他勢力は斬首同盟以外に「裏切り」を行わず、動乱の時代は訪れなかった)
この対応は両者が共に勝利する最適解ですが、最も結果に波乱のない状況を作ります。
対小規模への派遣が行われる理由は、「こちらが「裏切り」の札を切っても相手の「裏切り」を受けることはない」という驕り(?)が通用する(と思っている)から。
(きちんと小規模勢力が相手の「裏切り」に対して「裏切り」の札を切れるならば「一方勝ち」のゲームは成立しない・・・が受ける被害も甚大なので「裏切り」に踏み出せないのでしょうな・・・)


次に、取れるの数相応の同盟資金のやりくりが成立しているという理由。
現在GvGに参加している(一部レーサーを除く)ギルドからの収入を全てGvGの為に使用している、と思われます。
GvGを楽しむ資金を得るためにGvG取得を目指す。派遣でもう一つを得られればその分は貯金となる(もしくは過剰に減った資金の補充となる)。
節度ある経費使用によって2確保や2時間防衛の必要はなくなり、皆が平等に幸福な状態が維持される・・・
ある意味正しいのでしょうが、私から見ると少々歪な感じがします。(手段が目的と化している?)
これは過密サーバ(Chaosなど)と違い、Thorでは大規模な戦闘が起こらない(人が少ないので全体の消耗は比較的軽微)からでしょうね。
これも「消耗戦は避ける」という理性的な行動の結果ではありますが・・・


最後に、名前防衛の成立。
あるを偵察しているユニットから「ここは大規模同盟がいる」と報告を受けたら、無条件に別への偵察を命じていませんか?
今のレースに大手派遣が来たら別のレース会場に移動していませんか?
偵察している人はの旗が大規模同盟だったりしたら入らずに別のへ移動していませんか?
どうも防衛の実態を把握せずに転戦する傾向があるように思われます。
これらの行動は「事前に状況を予測して無駄な行動を避ける」という最善手となることになるかもしれませんけれど・・・
派遣する側からしてみれば、本陣の数を減らそうが相手が攻めてこないんですから、誰も来ないのに防衛で無駄な遊兵を作るよりも派遣に出した方が戦力の有効活用になります。


まぁ、ここまで安定してしまったらこの先しばらくは状況の変化はないような気がしますねzzz
(ゲーム理論とかは適当なのであんまり突っつかないでください(笑) ここの文章は私が勝手に考えたものですから文責は私個人にありますよっと)