GvGでのプリの役割(応用支援編 その6)

残りも僅か。一気に行きますか。

サフラギウム(サフラ)

詠唱時間を短縮するサフラ。
狩りでは重宝するスキルなのですが、GvGにおいて使う場面はほとんどありません。
というのも、ほとんどの場合にサフラより有効なスキル「ブラギの詩(ブラギ)」が使えるバードさんがいるからです。
サフラとブラギを比較した場合、

  • 詠唱時間・・・サフラが最大45%カットに対しブラギは標準的な奏者なら45%以上カット。
  • ディレイ・・・サフラは何も影響を与えないのに対しブラギは最低でも70%カット。
  • 効果時間・・・サフラが10秒間・一回のみなのに対しブラギは演奏エフェクトから離れてから20秒・回数制限無し。
  • 効果範囲・・・サフラが単体指定・長ディレイなのに対しブラギは9×9の範囲・設置型スキル。

と、比較するのも馬鹿らしくなるくらいブラギのほうが高性能。
更にGvGに出ているキャラは高Lvなので高DEXである事が多く、詠唱時間短縮の効果は低くなります。
これで詠唱時間短縮の効果がブラギと加算で重複するなら、即席無詠唱発生装置になれるのですが*1、残念ながら乗算の計算なので不可能(TT)
まぁ、それでもDEX120程のWIZさんが放つSGも上記のフルブースをかければ、その詠唱速度は・・・
(基本詠唱時間)14000ms×(150-(WizさんDEX)120)÷150×(サフラ)(100%-45%)×(DEX100ブラギ)(100%-(10×3+10+10)/100)×(マジックアイズ)(100%-10%)で0.693秒
・・・無詠唱には程遠いや(泣)
って事で、やっぱり使い道がほとんどありませんzzz
唯一使用する場面があるとするならば、レース会場入口くらいか。
WizさんのPCの性能にもよりますが・・・落城と同時に砦に入って即サフラを受けたSG1で足止め。これができればほんの数瞬ですが味方が先行する事ができます。
(レース会場前ではブラギを展開し難い(競合相手にも利用されてしまう)ので個別支援のサフラのほうが使いやすい)


サフラ使用上の注意。

  • 詠唱短縮の性能でも大抵の場合ブラギのほうが優秀。
  • ブラギが展開できない場面でのみ使用する余地がある・・・こともある。
  • ディレイ2秒と隙が大きいので使用するタイミングを考慮する事。使用しない選択肢も。

レックスエーテルナ(LA)

次の一撃の威力を2倍に増す事ができる援護スキルであるLA。
威力の大きなスキルが乱発されるGvGにおいて非常に有効だと思われますが、かなり使いこなす事が難しいのが実情です。
というのも、多対多の戦いであるGvGでは単体攻撃よりも範囲攻撃のほうが有効度が高く、そのような攻撃で与えるダメージをちまちまLAで増幅していても、全体に与える影響は軽微なことがほとんど。
SGに当たっている敵にLAしているくらいならば、SGを掛けているWizさんのリカバに専念したほうがダメージ効率は高いです。
大魔法地帯を抜けてきたしぶとい敵にLAをかけようにも、足止めのための攻撃によって効果が消されてしまう事が多く、GvGで起こるラグによりタイミングも合わせ難いのでADSやSBr・阿修羅等にLAの効果をのせる事はとても難しい。
(VIT前衛が5人で相手をたこ殴りにしているとしたら、その秒間攻撃回数は8回/秒とASPD190の攻撃を上回る。この隙間にLAを合わせる事はほぼ不可能では?)
局所的な戦いにおいてはタイミングを合わせる難易度は下がり、強力なスキル攻撃にLAを乗せることも楽ではありますが・・・
どちらにせよLAによる影響は使うプリの腕次第で変わる、という事ですね。


LA使用上の注意。

  • 取り扱いが非常に難しいスキルである事を認識せよ。
  • 多数の味方が攻撃している相手・(中威力の)範囲攻撃を受けている相手にかけるのは効果が薄い。
  • 阿修羅・ADS・SBr・SpP(ArVもか?)等の強力な単体攻撃に合わせる事。
  • ディレイ3秒とかなり隙が大きい。ブラギが踏めない状況では使用するタイミングに注意せよ。

キュアー

軽微な状態異常を回復させるスキル。だが、使う場面はほとんど無い。
というのも、GvGへ参加しているユニットは緑ポーション等の状態異常回復剤を所持している事が必須だからである。
強いて使用するならば・・・所持限界重量の低いWizさんの緑ポーション消耗を抑える事くらいか。
ディレイは1秒と短いが、少しでも隙ができる事は覚えておこう。


キュアー使用上の注意。

  • 使用することは稀。緑ポーションを忘れた人に使うくらいか。
  • これを使う暇があったら他にする事がないかを考えよう。

テレポート(テレポ)

砦内では使用できないスキル。という事でここで取り上げる必要は無い。
まぁ、全く無いわけではないので一応・・・
使うのはポタの場所移動の時。少しでも移動時間を短縮するのに使わない手は無い。
他にも他の砦の偵察の時にも使えたほうが良い。偵察用のポタは目的の砦の前に飛ばしてくれるわけではないので・・・
後は・・・砦前からBCに帰還する時に蝶の羽を節約できるくらいか・・・
という事で、ポタ子をする時、もしくは他の砦の偵察をする時ならSCに登録しても可。
逆に言えば、それ以外の場合はSCから外してしまってもよい。


テレポ使用上の注意。

  • 基本的に使用することは無いのでSCから外してしまってもよい。
  • 偵察・ポタ子をするときにはSCに登録して迅速な行動を心がける。

エンジェラス(アンゼ)

減算DEFを高める支援スキル。・・・だが使う場面は皆無。
どうしても用途を見出すならば・・・ロキPTでロキユニットのダメージを少しでも抑えたい時か・・・
だが、私のプリのアンゼは2。キリエの前提条件を満たす程度で雀の涙程の効果も期待できない。
よってGvG中に使用することは全く無い。


アンゼ使用上の注意。

  • ロキPTでの使用も事前に相談しておく事。アンゼによって錐でのダメージが激増する可能性がある。*2

ホーリーライト(HL)

全てのプリが持つ数少ない攻撃魔法の一つ。・・・だが、GvGではそのダメージには全く期待していない。
HLをGvGで使う目的は・・・相手のキリエを剥がす事。
使う場面は攻撃時のエンペ周辺。目標はサンクやSWをしているプリ。
使うHLはキリエ1回に対して1回。
SW7↑の基本詠唱時間は1秒なのに対しHLの基本詠唱時間は2秒。HLを連打しても詠唱をとめる事は難しい。
この場合は詠唱中断による硬直を狙う事になる。
サンクは基本詠唱時間が長いので詠唱を中断させるのは比較的楽。
だが、HLを連打していたら詠唱がつぶされてしまって、自分が詠唱中断によって硬直してしまう恐れがある。
殴って止めるかHLの継続で止めるかは自分のDEX次第か。
ちなみに私のプリのDEXは素で81。・・・殴ったほうがいいかな・・・


HL使用上の注意。

  • キリエを剥がす効果のみを狙うべし。


さて、これで全てのスキルを挙げられたかな?
(リザレクションは全く使う場面が無いので除外・キリエ他習得していないスキルも考えない)

*1:サフラで45%詠唱時間カット・ブラギDEX100で50%詠唱時間カット・マジックアイズで10%詠唱速度上昇

*2:アンゼで減らせるダメージは減算DEFとして扱われない、と言う説も。それならかけるのに全く遠慮する必要はないかも