EmCの止め方

戦況を一変させる力を持つEmC。攻めに守りに両面で大活躍するスキルである。
ただしその用法は難しく、各Gのマスターは創意工夫をもって活用する。
私はマスターではないのでEmCを唱えることについて考えてもしょうがない。
ただの一兵卒が考えるべきは、EmCを唱える他Gマスターに対し如何に邪魔をするか、である。


EmCや詠唱スキルについて基本的な事をおさらいしてみよう。

  • 「ノピティギ」を未修得のPCが使用した場合、詠唱時間は5秒。
  • 「ノピティギ」を習得したPCが使用した場合、詠唱時間は10秒。
  • DEXでの詠唱時間短縮はできず、ブラギ・サフラなどのスキルも効果がない。
  • アクティブなギルドスキルの例に漏れず、使用後5分間はアクティブなギルドスキルが使用できなくなる。
  • アクティブなギルドスキルとは「緊急招集」「臨戦態勢」「激励」「治療」の4つ。
  • 詠唱妨害が可能。
  • 詠唱中断するには詠唱完成される前に詠唱者にダメージを与える方法と、セージのスキル「スペルブレイカー」がある。
  • 詠唱完了時に詠唱対象を「スタン」「凍結」「睡眠」のいずれかの状態にすれば、詠唱完成しても効果が発生しない。
  • EmCについては詠唱中断されると詠唱硬直するかどうかは不明。仮にするとしてもあまり意味はないが・・・
  • アクティブスキルなのだからハイド・クローク・チェイスウォーク・トンネルドライブ状態を解除しなければならない。


EmCを使用するマスターに適任なのは次の4つの職業である。
まず、HPが高くペコによる機動力のあるLK。阿修羅に耐えられるHPを確保するために高VITであることが多い。
次に挙げられるのは、残影による脅威の機動力と排除しに来た相手を返り討ちに出来る阿修羅を持ったチャンピオン。
最近の実装で注目度の高いテコン系の拳聖とソウルリンカー。ノピティギも残影とは一味違う機動力があり侮れないが詠唱時間がネック。
機動力という意味ではダークホースとして魂のかかったチェイサーもなかなか。ディスペルがかからずCW時には速度変化ポーション時の機動力!


って、だからマスターの考察じゃなくてEmCの妨害について考えるんだってば(笑)
状態異常でEmCを防ぐとするならば何が適任だろうか?
まず、LKは高VITであることはほぼ間違いない。LK以外のステータスのタイプは一概には言えないが、その役目を考えるならばVITは高めであることが多いだろう。
チャンピオンとソウルリンカーはINTがそこそこ高いとは思われる。
となると、耐性がVITである「スタン」の有効度はやや低い。0ではない理由は、VIT100による完全耐性をもつPCの少なさ。
耐性がINTである「睡眠」の有効度はどうか? これも低いと言わざるをえまい。何せナイトメアーc挿頭防具で完全に防ぐことが出来るのだから。
その点では「凍結」なんてのはそれこそ有効度はほぼ0。マルクc挿鎧やイビルドルイドc挿鎧以外を相手が着ていることは全く期待できない。
つまり有効度としては「スタン≧睡眠>>>凍結」であろう。(等号が混ざるのは頭装備で対策されていなければ睡眠も有効な為)
本来「睡眠」は選択肢に挙がらないかもしれないが、弓矢との組み合わせで40%と高確率な状態異常遠距離攻撃が可能な弓職ならば十分実用できる範囲かと。
まぁ、スクリームの50%範囲スタン攻撃に比べると有効な場面は限られてしまうわけで・・・ 睡眠弓なんてバードくらいしか使うひとがいないよ〜(TT)



では「睡眠」「スタン」「凍結」全ての対策をとった相手には対策はないのか?
というところで今日は終了zzz