ROの暗部 RMT

とかいいつつ気になってたものを考えてみる。
11月初旬にROを取り上げた記事がゴシップ雑誌に掲載されたわけですが、ユーザーサイドの不正等を取り上げているサイトは少ないわけで。
んじゃ、普通のプレイヤーが触る事の無い裏の世界はどうなっているのかな? ということで調べてみる事に。
最初に断っておきますが、ここに書かれている内容はGungHoによって規程されている不正行為の実態を明らかにする事が目的であって、これらを薦めるものではありません。決して不正行為はしないように。アカウント停止等の処罰の措置が取られます。


まずはRMT(Real Money Trade)について。
とりあえずYahooオークションを「Zeny」で検索してみましょうか。すると50件近い登録があるのがわかります。
サーバ毎に単価が違う模様ですが、それぞれの単価は1Mzenyが400〜500円程度。これが安いか高いかは人の価値観によりますね。
ちなみに私には高く感じられます。時間が無いが金銭的には余裕のある社会人Playerがターゲットなんでしょう。
次にgoogleさんで関連のありそうなキーワードを検索してみると、RMT専用サイトなんてのも出てきます。
その一つを覗いて見るとzenyの販売及び買取なんかやっているみたいですね。買取が1Mzeny200〜300円、販売が300〜400円となっています。
詐欺などもあるようで、信用を得る為にプロバイダーのメールアドレスで取引のやり取りが決まる模様。
ちょっとした出来心で詐欺行為を行ったとしても詐欺は立派な犯罪です。こんな事で前科者になるのは馬鹿らしい話ですね〜


では、RMTは何故悪いのか?について考えてみる。GungHoが禁止してるから、では芸が無い。
RMTBOTの利用促進、さらにはROというGameの寿命を急速に縮めるからだ、と私は考える。
(経済学を学んでいないので的外れかもしれませんが・・・以下を想像)
ROの市場は常にインフレに向かって動いている。収集品を売る事で産出されるZenyは基本的に消費されない為である。
過剰精錬で武器・防具が消滅しても消えたのはMOBから得られたs付きのもので、店売りではないからzeny消費はホルグレンの懐に入る分だけ。
回復剤はミルクなどが細々消費されるだけで、ポーション類はアルケミストが生産したりアルベルタで生成する事が可能。
BOTは収集品を収集するものが少ないのでzeny産出には貢献していないが、レアを異常なほど産出するので市場の成長を加速する。
市場が成長するにつれてインフレは進み、新規参入しようとする人への壁となる。
結果新規参入者が減って古参のPlayerが引退する事でますますインフレが進み人が少なくなっていき、最終的には誰も残らない・・・
結局RMTは自分の首をしめる(インフレ→単価下落する)ことになる(と思う)のですが、短期的に見るとそこそこの利益を上げれる為廃れていかないのでしょうね。


さて、RMTは需要があってはじめて成り立つ商売(小遣い稼ぎ?)。利用しなければコストが合わずに滅びていくはずです。
そのサイトのHostとGungHoに不適切なサイトである事を通知する事で運営を停止させる事も出来るようです。
ユーザー側で出来る対処は不買と通報の2つかな。
・・・はぁ、なんかなぜみんながこの話題に触らないのかよくわかりますわ。調べる程に気分が悪くなってくるからな〜(TT)


RMTでのZenyの価格と狩りでの収入を考えると普通は割に合いません(時給200〜300円ではね〜)。
このRMTを成立させているのがBOTの存在。元気があればBOTについても取り上げてみたいですね〜